2018年度 理事長基本方針

                 56代理事長 今井一圭    

                 

 

 

 

【はじめに】

 1963年、明和、板倉、館林地域に、明るい豊かな社会の実現を目指し、英知と勇気と情熱を持った先輩達により館林青年会議所は発足しました。目まぐるしく変わる時代の中で、本来であれば少しずつ時間をかけて成長していけるはずのメンバーも、成長のスピードが求められています。そんな中私たちは、先輩達が作り上げてきた歴史と伝統を、しっかりと後世に伝えていくためにどうしたら良いか考えなくてはなりません。楽しさの先に苦しさがあるのか、苦しさの先に楽しさが待っているのか、どちらが良いのかわかりませんし、どちらも正しいのかもしれません。しかし、どちらもその先に自己の成長が待っています。その学びを得られるのが、この青年会議所です。明るい豊かな社会の実現を目指すには、まず修練に立ち向かい、仲間と共に自分自身が成長していく事が大切です。地域の事や子供たちの事を考えるのは私たちにとって当然の事ですが、まずこの会の事を考え、隣にいるメンバーの事をしっかりと考えられるかが重要なのです。

それができれば、必ず館林青年会議所は輝き続け、これからも歴史は刻まれ続けていきます。

 

【会員拡大】

 近年会員数は減少傾向にあります。これは、最近の拡大活動を行っていなかったわけではなく、一人ひとりの拡大に対する意識の低さが積み重ねられた結果なのだと思います。会員が減少しているという事は認識しているのに、どこか他人事で、人任せになってしまっている。しかし、拡大担当の委員会だけが拡大活動をするだけでは会員拡大はできません。誰かがやってくれるだろうではなく、当事者意識をもってメンバー全員で協力して活動していく必要があります。

 会員拡大にとって重要なことは、私たちが光り輝いていること、そして魅力ある楽しい事業を行っていく事です。そのためにまずは、私たち自身が日々の活動を楽しみ、館林青年会議所の事を好きになる必要があります。そうでなければこの会の楽しさや魅力を伝えることはできません。

多くの新たな仲間達を迎えるために、一人ひとりが会員減少という問題意識を持ち続けながら、メンバー全員で館林青年会議所の魅力を発信し、拡大活動を行っていきましょう。

 

【研修と交流】

 青年会議所は、奉仕、修練、友情の三信条の基、明るい豊かな社会の実現に向けて、この地域や地域の人達のために活動をしています。そういった活動をする中で重要なことは、メンバー同士が切磋琢磨し合い、人として成長していく事です。

日々の委員会活動や事業を通じて、私たちは様々な場面に出くわします。辛いことや苦しいこと、楽しいことや頭にくること。活動することが嫌になる事もあるかもしれません。しかし、そういったことを乗り越えられてきたのは、仲間の存在があったからです。素晴らしい事業のため、そして自らの成長のために、仲間を助け、友情を深め共に活動していきましょう。そうすれば、館林青年会議所はさらに素晴らしい会になるはずです。

また、27年目を迎えるおおらか青年会議所との合同例会では、近隣LOMの仲間と触れ合う事の出来る絶好の機会です。互いに協力し合いながら、交流を深めていきましょう。

そして、国境を越えた西全州青年会議所との交流も35年目を迎えます。言語や文化の違いがあるなかで、これから先も友情を深めていくために、多くのメンバーで訪韓し素晴らしい交流をしましょう。

 

【地域づくり】

 館林青年会議所のLOM地域である明和、板倉、館林は、豊かな自然に囲まれた、歴史と文化に恵まれた地域です。暮らしは豊かになり、人々が暮らす環境も整っています。しかし、一歩外に出た時、そこに住む人とひととの繋がりはどうなっているでしょうか。近隣住民との繋がりは薄れ、隣に住む人の顔すらよくわからないというのが現状だと思います。これは、昔ながらの人とひととの繋がりがなくなったことにより、地域コミュニティが希薄になっている表れです。生活や環境がいくら豊かになっても、そこが衰退してしまっては、素晴らしいまちとは言えません。

 地域コミュニティを活性化させるには、まずは地域住民が集まりふれあえる場を用意する事、そしてそこに参加してもらい、同じ時間を共有してもらう事です。住民同士ふれあう場が多くなれば、人とひととを知るいい機会になり、コミュニティの活性化に繋がります。知り合いが増えれば、地域の行事などにも参加する人が増えるはずです。多くの人を集め、人とひとを知る事ができ、地域を知る事ができる場を提供しましょう。

 

【未来づくり】

 自分達が子どもだった頃、未来にどんな希望を持っていたでしょうか。大人達に何を期待していたでしょうか。私は子どもだった時、今できない事やわかないことも大きくなればできるようになる、大人になれば夢がかなう。そんな風に考え、早く大人になって何でもできるようになりたい。そんな事を思っていました。それは時代の流れや周りの環境も大きかったのかもしれませんが、何よりも周囲の大人達がもたらしてくれた影響が大きかったのだと思います。

最近では、夢を持たない子ども達が増えているという話を聞きます。たくさんの可能性を秘めた未来を担う子ども達が、夢を持てないのはとても悲しい事です。夢を抱き、その夢がいつしか目標に変わり、壁に突き当たったり、挫折を味わったりしながら大人になっていくのではないでしょうか。

我々大人たちは、子どもたちの幸せのために何ができるかを考え、子ども達が未来に希望を抱き、夢を持てるようになるために活動していかなければなりません。

 

【創立55周年を迎え】

 館林青年会議所は創立以来、この地に54年の歴史を刻んでまいりました。今年創立55周年を迎えることができたのも、先輩諸兄や関係者の皆様のお力添えあっての事であります。心から感謝申し上げます。

 そして、今年55周年を迎えることができたというこれまでの感謝の気持ちを記念式典に込め、表現しましょう。メンバー全員の気持ちを一つにすることで、60周年、またその先へと引き継いでいくのです。

 私たち館林青年会議所は、地域との連携なくして成り立ちません。館林青年会議所と地域が一つになり、一丸となって事業を行う事で繋がりはより一層強まるはずです。地域住民と協働して記念事業を展開していきましょう。

 

【結びに】

 入会して以来私の気持ちを変え、様々な学びを与えてくれ成長する事ができたのは、関わってきた全ての人達のお蔭です。そういった感謝の気持ちをメンバーに表し、笑顔あふれる1年にしていきたいと思っています。

皆で館林青年会議所の事を考え行動しましょう。そして、仲間の事を想い活動していきましょう。