2019年度 理事長基本方針

                 57代理事長 鯉沼 英治    

                 

 

 

 

【はじめに】

 1963年、館林・板倉・明和の地域社会を発展させるべく誕生した館林青年会議所は、55年の節目を終え、今年で56年目を迎えます。この長きに渡り先輩諸兄が紡いで来た歴史や伝統を受け継ぎ、我々はこれからも歩みを進めていかなければなりませんが、現状では、会員の減少や例会等への参加率の低下といった課題を抱えている様に私は感じております。この課題を解決する為に、今一度、我々が活動する目的を再確認し、メンバーの活動意欲を高めなければなりません。我々はこの館林・板倉・明和を明るい豊かな地域にする為に活動しております。青年会議所活動を通しての地域貢献は勿論大切な事なのですが、様々な事業や研修や交流を通して自己成長を遂げる事で、メンバー其々の会社を発展させるとともに、地域に貢献する事が出来る人間になりましょう。青年会議所という学び舎には、無限の可能性があると私は確信しております。修練に立ち向かい互いに切磋琢磨する中で、辛く苦しい事もあるかもしれませんが、青年会議所活動を明るく前向きに楽しみながら、本年度、共に成長していきましょう。

 

【会の要】

 青年会議所は会議によって様々な物事を決定する会議体です。総会や理事会等での資料配信、会場設営、出席者把握等々、会議を行う上で基本となる部分ですが、これらが疎かになると会議自体が成立致しません。各種会議が行われる中で、本年度の総務広報委員会には円滑な運営・進行が出来る様に、常に縁の下の力持ちとして凡事徹底を図って欲しいと願っております。また、これまで総務広報委員会では、HPSNS等を活用して対外に向けた広報活動を行って来ており、是非ともこれからも館林青年会議所の活動を広くお知らせして頂きたいと思っております。加えて、対内に向けた広報活動も行って頂きたいと考えており、年間スケジュールを基本としながら、毎月の例会や公開委員会等の日程を示す事で、メンバーの参加率の向上にも取り組んで頂きたいと思います。決められた役割を全うするとともに更に進化させて、この会を、より魅力的な組織にしていきましょう。

 

【会員の拡大】

 私が入会した当時から、会員拡大は最重要課題と言われ続けて参りました。過去には会員数が100名を超えた時期もある館林青年会議所ですが、今や40名前後まで会員数は減少しております。年々様々な取り組みを行い、ここ数年は会員数がほぼ変わらずに維持はしておりますが、増加に転じるまでには至ってないのが現状です。毎年言われている事ではありますが、この現状を打破する為には、やはり全てのメンバーが会員拡大に対する意識を高く持つ事が重要であると思っています。また、入会対象者に対して青年会議所の魅力を伝えられる人間になる事も必要です。私は、青年会議所の魅力の一つとして、地域に貢献出来た時に味わえる達成感という物があると考えております。他にも青年会議所の魅力は千差万別あると思いますので、是非とも、メンバーの皆様が考える青年会議所の魅力を入会対象者にお伝えしながら、同じ志を持った仲間を増やしていきましょう。

 

【魅力の発信】

少子高齢化や東京一極集中による人口減少が叫ばれる昨今、我々の活動拠点である館林・板倉・明和でも同様の問題を抱えているのではないでしょうか。こういった現状に歯止めを掛ける為に、館林青年会議所として様々な地域活性化事業や青少年育成事業を展開して参りましたが、私は、地域社会に対する発信が少し不足しているのではないかと考えております。この地域の歴史や伝統や文化といった様々な魅力を、館林青年会議所として広く発信するとともに、館林青年会議所の活動を多くの方々に知って頂く事で、この館林・板倉・明和を更に魅力ある地域にしようといった想いを持つ方々を増やしていきたいと、私は思っています。この地域を良くしたいと考え活動する人間が増えていけば必ずや地域は活性化し、これからも発展し続けていく事が出来ると信じております。明るい豊かな社会の実現を目指して、地域の魅力と館林青年会議所が行う事業の魅力を、幅広く発信していきましょう。

 

【研修と交流】

青年会議所の様々な研修と交流を通して、私自身、一人の青年経済人として成長させて頂いていると感じております。しかしながら、近年では入会してからの研修といった部分が少なくなり、青年会議所の歴史や伝統、何の為に活動しているのかといった部分を伝えきれておらず、入会時に持っていたJC活動に対する意欲が減少し参加率の低下に繋がっているのではないでしょうか。折角入会して頂いたメンバーに、意欲を持って活動して頂く為にも、まずはJC三信条をはじめとする我々の活動指針を伝えていく事が必要です。活動意欲を高めた上でメンバー同士が交流する事が出来る研修事業を行い、互いに切磋琢磨する事で自己成長に繋げて欲しいと私は願っております。館林青年会議所メンバー同士の交流以外にも、近隣LOM 姉妹JC、そしてメンバーの家族との交流も成長の好機です。本年度、28回目を数えるおおらか青年会議所との合同例会では、互いに協力しながら切磋琢磨する事で、共に成長する事が出来る事業を行いましょう。姉妹JCである大韓民国の西全州青年会議所との交流は今年で36年目を迎えます。昨年度は我々が訪韓し、本当に素晴らしいおもてなしをして頂きました。本年度は西全州青年会議所メンバーが来館する予定となっておりますので、この地域を楽しんで頂きながら互いに友情を深めていきましょう。また、私は家族の理解と協力無しでJC活動を行う事は難しいと考えております。メンバーを含めた家族皆様が交流出来る場を設け、我々の活動内容を知って頂くとともに、日頃からの感謝の気持ちを伝えましょう。こうした研修や交流を繰り返し行う事で、青年経済人として成長し、この地域の発展に貢献する事が出来る人間になりましょう。

 

【群馬ブロック協議会への参画】

 青年会議所は数多くの方々と交流をする事が出来る団体です。LOM内での交流は勿論ですが、日本青年会議所、関東地区協議会、群馬ブロック協議会、両毛地域青年会議所協議会等々、自ら望めば様々な組織へ出向する事が可能です。私自身、毎年出向させて頂いた事により数多くの仲間を作る事が出来ましたし、自分とは違う考え方を持った方々と交流する事で新たな価値観を学び、自己成長に繋がっていると感じております。本年度、1997年以来22年振りに、館林青年会議所から群馬ブロック協議会へ会長を輩出する事となりました。この館林青年会議所から、勇気を持って群馬ブロック協議会の会長に挑戦する仲間に応える為に、私は、会長輩出LOMとしての自覚を持って多くのメンバーで群馬ブロック協議会の各種事業に参画したいと考えております。群馬ブロック協議会は群馬JC、群馬一枚岩と呼ばれるくらい、硬い結束を持った組織です。我々館林青年会議所メンバーも群馬ブロック協議会の一員である事を強く認識し、アカデミーや群馬の魅力創造発信、地域活性化等々、様々な事業に積極的に参画して頂きたいと思いますし、是非とも、メンバーの皆様には自己成長を遂げる好機として、群馬ブロック協議会への出向をして頂きたいと思っています。群馬ブロック協議会の各種事業や、各地LOMメンバーとの交流を通して様々な考え方を学び持ち帰る事で、館林青年会議所を更に発展させていきましょう。

 

【結びに】

青年会議所は「人生最後の学び舎」であると言われております。私は2014年の入会から4年間と短い期間ではありましたが全力で駆け抜け、沢山の仲間と出会い、数多くの経験を積み、本当に様々な事柄を学ばせて頂きました。最終年度を迎える本年、この学び舎で、最後に最高の成長をする機会を与えて頂けた事を、メンバーの皆様に心より感謝しております。先輩諸兄が作り上げて来たこの館林青年会議所を継承し、明るい豊かな社会の実現を目指して全力で邁進させて頂く所存であります。メンバーの皆様、共にJC活動を楽しみ、共に達成感を味わいましょう。そして、未来を担う子ども達の為に、我々館林青年会議所が、この館林・板倉・明和を更に魅力ある地域へと発展させる原動力になりましょう。